- 2008-12-27 (土)
- 英検(実用英語技能検定)について
「国連英検」という検定は、国際連合公用語英語検定試験のことです。
国連の公用語は
1.英語(イギリス英語)
2.ロシア語
3.中国語
4.フランス語
5.アラビア語
6.スペイン語
の6ヶ国語が公用語として使われるのですが、この国連英検は、財団法人日本国際連合協会が主催する英語検定試験で、この6つの公用語のうち使用されることが多い英語についてのコミュニケーション能力を検定する試験となっています。
英語の検定試験が数ある中での国連英検の特徴は、国連の理念である「国際理解と国際協力」の普及活動の一環として行われていることです。
国連英検の試験内容は、グローバルコミュニケーションのための英語力を目的とし、英語を媒介として政界情勢に着目している点にあります。
それで、合格者の多くは国内外で活躍しているそうです。
国連英検の出題内容も政界平和や、地球環境、人権等の幅広い分野から用いられますので、英語検定のみの判定にとどまらないということです。
文部科学省が大学入試資格検定において、国連英検C級合格以上を英語資格として認定しているほか、国連英検は有名大学の推薦入試や編入試験では、国連英検を出願資格として認めている大学も多数あります。
大学の中には、B合格以上を履修単位としているところもあります。
国連英検は、クラスとして一次試験の特A級・A級・B級、C級、D級、E級のランクに分かれており、2次試験はネイティブスピーカーとのインタビューテストになっています。
国連英検はコミュニケーション能力とともに世界的一般常識等も勉強するようにします。
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