- 2008-12-26 (金)
- 英検(実用英語技能検定)について
財団法人 日本英語検定協会が、児童向けの英語検定を始めているのをご存知でしょうか?
「児童英検」という名称で、英語学習の入門期に最も大切と考えられている、リスニング形式で行われる検定です。
検定内容は児童向けに英語を聞いてそれにあったイラスト、選択肢等に○を付けていくというような簡単な方法が工夫されています。
児童英検は、「BRONZE」(初級レベル)、「SILVER」(中級レベル)、「GOLD」(上級レベル)の3つのグレードに分かれています。
児童英検の「BRONZE」レベルの到達目的は、
1.英語の音やリズムに慣れ親しむことと
2.初歩的なコミュニケーションの伝達や簡単な表現を聞いて理解すること
となっています。
話題としては日常生活の身近な出来事や、家族などとの交流、生活レベルのことなどが中心です。
児童英検の「SILVER」レベルの到達目標は
1.日常生活での身近な事柄に対する簡単な意思や表現を聞いて理解すること
2.それに対して簡単に応答すること
3.簡単な会話や文を聞いてその中の情報を理解すること
となっていて
1.身近な社会生活での出来事
2.初めて会う人や外国人との交流
3.学校で習うことや課外活動
4.生活での一般的な知識
などを対象とした内容になっています。
児童英検の「GOLD」レベルの到達目標は、
1.日常生活での身近な事柄に対する語句や表現を聞いて理解しそれに対して質問や応答をすること
2.まとまった会話や文章を聞きその中にある情報を理解したり、その場面や状況を判断したり、要旨を把握したりすること
と少しレベルの高い内容です。
児童英検は合格・不合格を判定する方法ではありません。
正答率で評価をするようにしていて、進級の目安のステップゾーンを設けているのが特徴です。
【参考URL】
財団法人日本英語検定協会「児童英検公式ホームページ」
【参考書籍】
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